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第34回 コナミオープン 水泳競技大会

3つの日本新記録が誕生
スイミングクラブに通うスイマーの祭典「第34回 コナミオープン 水泳競技大会」が華やかに開催

「スイミングクラブに通うスイマーの祭典」をコンセプトに、将来の日本代表を目指すジュニアスイマーから世界水泳メダリストまで、総勢1,000名を超えるスイマーが集結する「第34回 コナミオープン 水泳競技大会」が、東京辰巳国際水泳場で2月17日(土)、18日(日)に行われ, 3個の日本新記録と1個の高校新記録、55個の大会新記録が生まれました。
この大会は、普段からスイミングスクールで練習を重ねる子どもたちが憧れのトップスイマーと同じ舞台で競うことができる点が最大の魅力で、今回は、過去最大規模となる全国289のクラブ、1,084名の選手が参加し、2日間にわたって熱戦を繰り広げました。高校生以下の招待選手「ネクストジェネレーション枠」からは19名の選手が出場。この枠からは過去に世界水泳メダリストの大橋悠依選手や世界記録保持者の渡辺一平選手が出場するなど、大会の位置づけは年々高まっています。

大会の様子

大会の様子

3つの日本新記録が誕生

大会1日目から大きな盛り上がりを見せた今大会。女子200m自由形決勝では、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が1分55秒04の日本新記録を樹立。翌日の女子50mバタフライ決勝でも日本新記録で優勝。400m自由形でも高校新記録を達成しました。
男子100m自由形では、中村克選手(イトマン東進)が、2016年のリオデジャネイロ五輪で自身が出した日本記録を0秒12上回る47秒87で優勝し、今大会3つ目の日本新記録が誕生しました。

日本新記録を樹立した中村克選手と池江璃花子選手

日本新記録を樹立した中村克選手(左)と池江璃花子選手

小学生の部、中学生の部、高校生の部のジュニアスイマーたちも大活躍

学種別競技では、未来に羽ばたくジュニア選手たちが活躍しました。小学生の部 男子50m自由形で、大会新記録で優勝した錦織孟徳選手(イトマン千葉)は、「もう少し回転を上げて手を前に伸ばし進んでいけば、もっと速くなれると思います。」と力強く話しました。高校生の部 男子50m自由形で大会新記録を出して優勝した田中大寛選手(XYZ別府)は、「コナミオープンに初めて出場しましたが、雰囲気も良く、大会自体が盛り上がっていると思いました。トップスイマーといっしょに泳げることで参考になり、刺激にもなりました。」と本大会出場の感想を述べました。また、小学生の部 男子100m自由形決勝、中学生の部 女子200mバタフライ決勝では、いずれも上位3選手が大会新記録を出すなど、高いレベルのレースが繰り広げられました。
大会の様子は、BS朝日でテレビ放送されたほか、予選から決勝までの全レースを特設サイト(https://konamiopen.jp/)でライブ中継し、大勢の方に大会全体を応援し、家族や知人の活躍をご覧いただきました。

学種別競技の様子

学種別競技の様子

子どもたちに夢と希望を与える大会へ

会場内では、ソニー・ミュージックレーベルズの足立佳奈さんが歌う大会応援ソング「サクラエール」が流れるなか、トップスイマーが子どもたちへサインをする微笑ましい場面も。大会実行委員長を務める株式会社コナミスポーツクラブ代表取締役社長の落合昭は「こういう身近な夢を膨らませる要素となる大会になってほしい。そしてこれまでのように、コナミオープンで活躍した選手が、世界の舞台で羽ばたいていくことを願っています」と締めくくりました。

瀬戸大也選手にサインをしてもらう子どもたち

瀬戸大也選手にサインをしてもらう子どもたち