NEWS各種ご案内

waveTop
waveMiddle
waveBottom

第36回 コナミオープン水泳競技大会が開幕(初日)

「第36回 コナミオープン 水泳競技大会」が、2月15日(土)に東京辰巳国際水泳場で開幕しました。


今年で36回目を迎える「コナミオープン 水泳競技大会」は、公益財団法人日本水泳連盟の公認大会で、小学生から日本代表選手までが同じ舞台で競うことができる国内有数のオープン水泳大会です。世界で活躍するジュニア選手育成のため、小学生、中学生、高校生のそれぞれの年代毎の決勝を導入し、ジュニア世代の強化に貢献しています。


開始式では、コナミスポーツ株式会社 代表取締役社長で本大会会長の落合昭が、「この大会は、小学生から日本代表選手が同じ舞台で競うことができる国内有数の大会であり、日本水泳界の発展と全国のスイミングクラブに通うスイマーたちを応援することを目的に開催しています。今回で36回目を迎える本大会には、261クラブ、912人の選手に参加いただいています。今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される特別な年です。本大会に出場する選手から多くの代表が出て活躍されることを願うとともに、ジュニアの選手にとっても今大会の経験を生かして将来日本から世界へ羽ばたく選手が多く出ることを願っています。」と述べるとともに、ご尽力いただいた関係各位へお礼の言葉を伝えました。


日本水泳連盟の青木剛会長は、「コナミオープンは、全国のジュニアからトップクラスまでの優秀な選手が数多く参加する、日本水泳連盟の公認大会として、その内容も充実し、競技力の向上、水泳界の発展に大きく貢献しています。いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが近づいてきました。水泳界は『センターポールに日の丸を』をスローガンに世界への挑戦を続けています。今大会に出場する選手が、日ごろの練習の成果を発揮し、目標達成されることを願っています。」とメッセージを贈りました。


大会初日(15日)のレースでは、ジュニア世代の育成を目指す本大会にふさわしく、特に、小学生、中学生の選手たちが大いに活躍しました。大岩真海羽選手(イトマン富士見台)が、男子50m平泳ぎ、男子200m平泳ぎの2種目で学童新記録を出し、「50mのほうは正直記録が出ると思わなかったのですが、最初から最後までテンポよく泳げました。学童新記録が2つ出せてうれしいです。中学校でも自己ベストを更新して記録を出せるように頑張ります。」と話しました。さらに佐藤琴美選手(イトマン新百合丘)も小学生ながら女子50m平泳ぎでチャンピオンシップ決勝に進出したほか、韓国から参加した中学2年生のKIM MINJU選手も女子50m自由形でチャンピオンシップ決勝に進出し、見事2位に入りました。


女子400m個人メドレーでは、大橋悠依選手(イトマン東進)が大会新記録で優勝。また、白井璃緒選手(東洋大)も100m背泳ぎ(大会新記録)、200m自由形で優勝し、2冠を達成しました。男子100m背泳ぎでは入江陵介選手(イトマン東進)が大会新記録で優勝、男子200m平泳ぎでは、ネクストジェネレーション枠で今大会に招待された佐藤翔馬選手(東京SC)が大会新記録で優勝しました。初日の予選から決勝までのレースで、2つの学童新記録と2つの学生新記録、24の大会新記録が誕生しました。


大会は16日(日)も行われ、将来の日本代表を目指すジュニアスイマーから世界で活躍するトップスイマーまで、熱き戦いが繰り広げられます。


  • 大岩真海羽選手

    男子50m平泳ぎ、男子200m平泳ぎの2種目で学童新記録を出した大岩真海羽選手(イトマン富士見台)

  • 大橋悠依選手

    女子400m個人メドレーで、大会新記録で優勝した大橋悠依選手(イトマン東進)

  • 白井璃緒選手

    100m背泳ぎ(大会新記録)、200m自由形で2冠を達成した白井璃緒選手(東洋大)

  • 入江陵介選手

    男子100m背泳ぎで、大会新記録で優勝した入江陵介選手(イトマン東進)

  • 佐藤翔馬選手

    男子200m平泳ぎで、大会新記録で優勝した佐藤翔馬選手(東京SC)