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第35回 コナミオープン 水泳競技大会開幕(初日)

「第35回 コナミオープン 水泳競技大会」が、2月16日(土)に千葉県国際総合水泳場(千葉県習志野市)で開幕しました。


今年で35回目を迎える「コナミオープン 水泳競技大会」は、公益財団法人日本水泳連盟の公認大会で、小学生から日本代表選手までが同じ舞台で競うことができる国内有数のオープン水泳大会です。世界で活躍するジュニア選手育成のため、小学生、中学生、高校生のそれぞれの年代毎の決勝を導入し、ジュニア世代の強化に貢献しています。


開始式では、株式会社コナミスポーツクラブ 代表取締役社長で本大会会長の落合昭が、「この大会は、全国のスイミングスクールに通うスイマーの祭典として、未来にはばたくスイマーたちを幅広くサポートすることを目的に開催しています。今大会は、全国のスイミングクラブから900名近くの参加をいただいています。2020年の東京オリンピックを目指して日々トレーニングに励んでおられるスイマーや、次世代を担うジュニアにとって、新たな第一歩として充実した競技会となるように努め、今後も、日本の水泳界の発展に貢献してまいります。」と述べるとともに、ご尽力いただいた関係各位へお礼の言葉を伝えました。


日本水泳連盟の青木剛会長は、「コナミオープンは、全国から数多くのトップスイマー、ジュニアスイマーが参加し、日本水泳連盟の公認大会として、競技力の向上、水泳競技の普及、発展に大きく貢献しています。いよいよ来年に東京オリンピック・パラリンピックが迫り、水泳界は『センターポールに日の丸を』をスローガンに世界への挑戦を続けています。今大会に出場する選手の中から来年のオリンピックに数多くの選手が出場し、大活躍されることを願っています。」とメッセージを贈りました。


大会初日(16日)のレースでは、ネクストジェネレーション枠をはじめとするジュニア選手たちが活躍しました。中学生の部 男子400m個人メドレーで、これまでの記録を5秒近く上回る大会新記録で優勝した小方颯選手(イトマン港北)は、「前半楽に行けて、この時期にしてはまずまずのタイムが出せたと思います。」と話しました。中学生の部 男子100m背泳ぎで大会新記録で優勝した西小野皓大選手(メルヘン鹿屋)は「大会新記録はうれしいですが、自己ベスト更新と56秒台が出せなかったのが悔しいです」と現状に満足しない気持ちをのぞかせました。谷口卓選手(日大豊山高校)も、男子50m平泳ぎチャンピオンシップ決勝に進出し、そのレースで高校生大会記録を更新し、4位に入りました。さらに谷川亜華葉選手(イトマン)も中学生ながら女子400m個人メドレーでチャンピオンシップ決勝に進出し、大会新記録を出しました。


女子100m背泳ぎでは、酒井夏海選手(スウィン南越谷)が大会新記録で優勝、また、女子100mバタフライでも、相馬あい選手(中京大)が大会新記録で優勝しました。男子400m個人メドレーでは、瀬戸大也選手(ANA)が大会記録まであと1秒という記録で優勝しました。予選から決勝までのレースで、8つの大会新記録が誕生しました。
また、今回、初めて韓国から選手が本大会に参加し、男子4×50mフリーリレーでは、韓国記録を上回るタイムをたたき出すなど奮闘を見せました。 大会は17日(日)も行われ、将来の日本代表を目指すジュニアスイマーから世界で活躍するトップスイマーまで、熱き戦いが繰り広げられます。

  • 小方颯選手

    中学生の部 男子400m個人メドレーで大会新記録で優勝した小方颯選手(イトマン港北)

  • 西小野皓大選手

    中学生の部 男子100m背泳ぎで大会新記録で優勝した西小野皓大選手(メルヘン鹿屋)

  • 酒井夏海選手

    女子100m背泳ぎで、大会新記録で優勝した酒井夏海選手(スウィン南越谷)

  • 相馬あい選手

    女子100mバタフライで、大会新記録で優勝した相馬あい選手(中京大学)

  • 瀬戸大也選手

    男子400m個人メドレーで優勝した瀬戸大也選手(ANA)